第16巻第32号[宮崎県第32週(8/4〜8/10)全国第31週(7/28〜8/3)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所
【手足口病】
- 報告数は94人(2.6)で前週比83%と減少した。例年同時期の定点あたり平均値*(4.5)の約0.6倍であった。年齢別では1歳から2 歳が全体の約6割を占めた。
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値


定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比104%とほぼ横ばいであった。今週増加した主な疾患はRSウイルス感染症とヘルパンギーナで、減少した主な疾患は水痘と伝染性紅斑であった。
RSウイルス感染症の報告数は446人(0.14)で、前週比117%と増加した。沖縄県(1.4)、福岡県(0.53)、新潟県(0.41)からの報告が多く、年齢別では6ヶ月〜1歳が全体の約6割を占めた。
ヘルパンギーナの報告数は13,838人(4.4)で、前週比107%と増加した。長野県(8.9)、山形県(8.5)、新潟県(7.9)からの報告が多く、年齢別では1〜2歳が全体の約半数を占めた。