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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2014年第32号

第16巻第32号[宮崎県第32週(8/4〜8/10)全国第31週(7/28〜8/3)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

宮崎県第32週の発生動向

全数報告の感染症(32週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症
    報告なし。
  • 2類感染症
    結核3例。
  • 3類感染症
    報告なし。
  • 4類感染症
    E型肝炎1例。
  • 5類感染症
    報告なし。

全数把握対象疾患累積報告数(2014年第1週〜32週)

( )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

  • 定点医療機関からの報告総数は552人(定点あたり17.3)で、前週比92%と減少した。前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱とヘルパンギーナであった。
インフルエンザ・小児科定点からの報告

【手足口病】

  • 報告数は94人(2.6)で前週比83%と減少した。例年同時期の定点あたり平均値*(4.5)の約0.6倍であった。年齢別では1歳から2 歳が全体の約6割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

【ヘルパンギーナ】

  • 報告数は102人(2.8)で前週比78%と減少した。例年同時期の定点あたり平均値*(3.5)の約0.8倍であった。延岡(9.8)保健所からの報告が多く、年齢別では1歳から2歳が全体の約半数を占めた。

流行警報レベル開始基準値超過疾患

基幹定点からの報告
  • 感染性胃腸炎(ロタウイルス):高鍋保健所管内から1例報告された。患者は3歳で群別不明。

病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部 平成26年8月11日までに検出)

細菌

ウイルス

全国第31週の発生動向

全数報告の感染症(全国第31週)

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比104%とほぼ横ばいであった。今週増加した主な疾患はRSウイルス感染症とヘルパンギーナで、減少した主な疾患は水痘と伝染性紅斑であった。

RSウイルス感染症の報告数は446人(0.14)で、前週比117%と増加した。沖縄県(1.4)、福岡県(0.53)、新潟県(0.41)からの報告が多く、年齢別では6ヶ月〜1歳が全体の約6割を占めた。

ヘルパンギーナの報告数は13,838人(4.4)で、前週比107%と増加した。長野県(8.9)、山形県(8.5)、新潟県(7.9)からの報告が多く、年齢別では1〜2歳が全体の約半数を占めた。

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