第16巻第33号[宮崎県第33週(8/11〜8/17)全国第32週(8/4〜8/10)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛
生環境研究所
【水痘】
- 報告数は46人(1.3)で前週比144%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(1.2)の約1.1倍であった。延岡(6.8)保健所からの報告が多く、年齢別では2歳から4 歳が全体の約7割を占めた。
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比92%と減少した。今週増加した主な疾患はRSウイルス感染症で、減少した主な疾患は伝染性紅斑とヘルパンギーナであった。
RSウイルス感染症の報告数は551人(0.18)で、前週比129%と増加した。沖縄県(1.2)、佐賀県(0.78)、福岡県(0.77)からの報告が多く、年齢別では6ヶ月〜1歳が全体の約7割を占めた。
ヘルパンギーナの報告数は11,485人(3.7)で、前週比85%と減少した。長野県(10.1)、山形県(10.0)、新潟県(9.3)からの報告が多く、年齢別では1〜2歳が全体の約半数を占めた。