第16巻第34号[宮崎県第34週(8/18〜8/24)全国第33週(8/11〜8/17)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛
生環境研究所
【手足口病】
- 報告数は64人(1.8)で前週比107%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(3.7)の約0.5倍であった。年齢別では1歳から2 歳が全体の約半数を占めた。
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値


定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比72%と減少した。今週増加した主な疾患はRSウイルス感染症で、減少した主な疾患は伝染性紅斑とヘルパンギーナであった。
RSウイルス感染症の報告数は593人(0.20)で、前週比111%と増加した。沖縄県(1.1)、鹿児島県(0.78)、和歌山県(0.74)からの報告が多く、年齢別では6ヶ月〜1歳が全体の約7割を占めた。
ヘルパンギーナの報告数は7,288人(2.4)で、前週比65%と減少した。新潟県(7.3)、長野県(6.2)、山形県(5.4)からの報告が多く、年齢別では1〜2歳が全体の約半数を占めた。