第16巻第36号[宮崎県第36週(9/1〜9/7)全国第35週(8/25〜8/31)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛
生環境研究所
【RSウイルス感染症】
- 報告数は80人(2.2)で、前週比333%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(3.4)の約0.7倍であった。日向(10.8)保健所からの報告数が多く、年齢別では1歳が全体の約半数を占めた。
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比100%と横ばいであった。今週増加した主な疾患はRSウイルス感染症と手足口病で、減少した主な疾患は水痘と伝染性紅斑であった。
RSウイルス感染症の報告数は1,234人(0.39)で、前週比170%と増加した。佐賀県(2.1)、福岡県(1.6)、鹿児島県・沖縄県(各1.2)からの報告が多く、年齢別では6ヶ月〜1歳が全体の約7割を占めた。
手足口病の報告数は3,244人(1.0)で、前週比120%と増加した。石川県(4.6)、佐賀県(3.7)、山口県・福岡県(各2.8)からの報告が多く、年齢別では1〜2歳が全体の約半数を占めた。