第16巻第37号[宮崎県第37週(9/8〜9/14)全国第36週(9/1〜9/7)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛
生環境研究所
【RSウイルス感染症】
- 報告数は148人(4.1)で、前週比185%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(3.5)の約1.2倍であった。日向(14.0)保健所からの報告数が多く、年齢別では1歳が全体の約半数を占めた。
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値


定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比103%とほぼ横ばいであった。今週増加した主な疾患はRSウイルス感染症と伝染性紅斑で、減少した主な疾患は百日咳とヘルパンギーナであった。
RSウイルス感染症の報告数は2,156人(0.69)で、前週比177%と増加した。佐賀県(2.8)、福岡県(2.5)、長崎県(2.3)からの報告が多く、年齢別では6ヶ月〜1歳が全体の約6割を占めた。
ヘルパンギーナの報告数は6,252人(2.0)で、前週比88%と減少した。新潟県(7.4)、福島県(7.1)、宮城県(6.1)からの報告が多く、年齢別では1〜2歳が全体の約半数を占めた。