第16巻第39号[宮崎県第39週(9/22〜9/28)全国第38週(9/15〜9/21)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛
生環境研究所
【RSウイルス感染症】
- 報告数は84人(2.3)で、前週比129%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(2.9)の約0.8倍であった。年齢別では1歳が全体の約4割を占めた。
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比82%と減少した。今週大きく増加した疾患はなかった。減少した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナであった。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は3,097人(0.99)で、前週比91%と減少した。島根県(2.5)、鳥取県(2.3)、山口県(1.8)からの報告が多く、年齢別では3歳〜7歳が全体の約6割を占めた。
ヘルパンギーナの報告数は2,894人(0.93)で、前週比55%と減少した。福島県(3.6)、北海道(3.0)、宮城県(2.8)からの報告が多く、年齢別では1〜3歳が全体の約6割を占めた。