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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2014年第40号

第16巻第40号[宮崎県第40週(9/29〜10/5)全国第39週(9/22〜9/28)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛 生環境研究所

宮崎県第40週の発生動向

全数報告の感染症(40週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症
    報告なし。
  • 2類感染症
    結核9例。
  • 3類感染症
    腸管出血性大腸菌感染症1例。
  • 4類感染症
    報告なし。
  • 5類感染症
    カルバペネム耐性腸内細菌感染症1例、クロイツフェルト・ヤコブ病1例、後天性免疫不全症候群1例、侵襲性インフルエンザ菌感染症1例、風しん1例。

全数把握対象疾患累積報告数(2014年第1週〜40週)

( )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

  • 定点医療機関からの報告総数は547人(定点あたり15.7)で、前週比92%と減少した。前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と水痘で、減少した主な疾患は感染性胃腸炎であった。
インフルエンザ・小児科定点からの報告

【RSウイルス感染症】

  • 報告数は105人(2.9)で、前週比125%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(2.6)の約1.1倍であった。年齢別では1歳が全体の約半数を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

流行警報・注意報レベル基準値超過疾患

病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部 平成26年10月6日までに検出)

細菌

ウイルス

全国第39週の発生動向

全数報告の感染症(全国第39週)

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比98%とほぼ横ばいであった。今週大きく増加した疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と水痘であった。減少した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナであった。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は3,740人(1.2)で、前週比120%と増加した。山口県(2.6)、鳥取県(2.5)、香川県(2.3)からの報告が多く、年齢別では4歳〜6歳が全体の約4割を占めた。

ヘルパンギーナの報告数は1,976人(0.63)で、前週比68%と減少した。北海道(2.1)、福島県(1.8)、宮城県(1.7)からの報告が多く、年齢別では1〜2歳が全体の約4割を占めた。

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