第16巻第40号[宮崎県第40週(9/29〜10/5)全国第39週(9/22〜9/28)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛
生環境研究所
【RSウイルス感染症】
- 報告数は105人(2.9)で、前週比125%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(2.6)の約1.1倍であった。年齢別では1歳が全体の約半数を占めた。
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値


定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比98%とほぼ横ばいであった。今週大きく増加した疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と水痘であった。減少した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナであった。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は3,740人(1.2)で、前週比120%と増加した。山口県(2.6)、鳥取県(2.5)、香川県(2.3)からの報告が多く、年齢別では4歳〜6歳が全体の約4割を占めた。
ヘルパンギーナの報告数は1,976人(0.63)で、前週比68%と減少した。北海道(2.1)、福島県(1.8)、宮城県(1.7)からの報告が多く、年齢別では1〜2歳が全体の約4割を占めた。