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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2014年第41号

第16巻第41号[宮崎県第41週(10/6〜10/12)全国第40週(9/29〜10/5)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛 生環境研究所

宮崎県第41週の発生動向

全数報告の感染症(41週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症
    報告なし。
  • 2類感染症
    結核7例。
  • 3類感染症
    腸管出血性大腸菌感染症2例。
  • 4類感染症
    レジオネラ症1例。
  • 5類感染症
    侵襲性肺炎球菌感染症1例。

全数把握対象疾患累積報告数(2014年第1週〜41週)

( )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

  • 定点医療機関からの報告総数は491人(定点あたり15.8)で、前週比100%と横ばいであった。前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症で、減少した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナであった。
インフルエンザ・小児科定点からの報告

【RSウイルス感染症】

  • 報告数は119人(3.4)で、前週比117%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(2.1)の約1.6倍であった。年齢別では1歳が全体の約半数を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

基幹定点からの報告
  • 無菌性髄膜炎:都城保健所管内から1例報告された。患者は2歳で、病原体不明。

全国第40週の発生動向

全数報告の感染症(全国第40週)

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比103%とほぼ横ばいであった。今週大きく増加した疾患は感染性胃腸炎と手足口病であった。減少した主な疾患はヘルパンギーナであった。

RSウイルス感染症の報告数は2,881人(0.92)で、前週比98%とほぼ横ばいであった。熊本県(3.0)、宮崎県(2.9)、鹿児島県(2.4)からの報告が多く、年齢別では6ヶ月〜1歳が全体の約6割を占めた。

感染性胃腸炎の報告数は9,855人(3.1)で、前週比107%と増加した。大分県(6.1)、宮崎県(5.3)、熊本県(4.6)からの報告が多く、年齢別では1歳〜3歳が全体の約3割を占めた。

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宮崎県衛生環境研究所
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