第16巻第41号[宮崎県第41週(10/6〜10/12)全国第40週(9/29〜10/5)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛
生環境研究所
【RSウイルス感染症】
- 報告数は119人(3.4)で、前週比117%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(2.1)の約1.6倍であった。年齢別では1歳が全体の約半数を占めた。
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値


定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比103%とほぼ横ばいであった。今週大きく増加した疾患は感染性胃腸炎と手足口病であった。減少した主な疾患はヘルパンギーナであった。
RSウイルス感染症の報告数は2,881人(0.92)で、前週比98%とほぼ横ばいであった。熊本県(3.0)、宮崎県(2.9)、鹿児島県(2.4)からの報告が多く、年齢別では6ヶ月〜1歳が全体の約6割を占めた。
感染性胃腸炎の報告数は9,855人(3.1)で、前週比107%と増加した。大分県(6.1)、宮崎県(5.3)、熊本県(4.6)からの報告が多く、年齢別では1歳〜3歳が全体の約3割を占めた。