第16巻第44号[宮崎県第44週(10/27〜11/2)全国第43週(10/20〜10/26)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛
生環境研究所
【RSウイルス感染症】
- 報告数は112人(3.1)で、前週比162%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(1.6)の約2.0倍であった。年齢別では1歳が全体の約4割を占めた。
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値


定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比117%と増加した。今週増加した疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はヘルパンギーナであった。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は5,225人(1.7)で、前週比139%と増加した。山口県(3.2)、北海道(3.1)、岩手県(2.9)からの報告が多く、年齢別では4〜7歳が全体の約半数を占めた。
感染性胃腸炎の報告数は11,387人(3.6)で、前週比121%と増加した。大分県(6.1)、徳島県・岡山県(各5.4)、富山県(5.3)からの報告が多く、年齢別では1〜4歳が全体の約半数を占めた。