第16巻第45号[宮崎県第45週(11/3〜11/9)全国第44週(10/27〜11/2)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛
生環境研究所
【RSウイルス感染症】
- 報告数は53人(1.5)で、前週比47%と減少した。例年同時期の定点あたり平均値*(1.6)の約0.9倍であった。年齢別では6ヶ月〜1歳が全体の約6割を占めた。
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値


定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比115%と増加した。今週増加した疾患はRSウイルス感染症と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はヘルパンギーナであった。
RSウイルス感染症の報告数は3,423人(1.1)で、前週比127%と増加した。熊本県(3.3)、山形県(3.2)、宮崎県(3.1)からの報告が多く、年齢別では6ヶ月〜1歳が全体の約6割を占めた。
感染性胃腸炎の報告数は13,229人(4.2)で、前週比117%と増加した。大分県(7.1)、香川県(6.7)、富山県(6.5)からの報告が多く、年齢別では1〜4歳が全体の約半数を占めた。