第16巻46号[宮崎県第46週(11/10〜11/16)全国第45週(11/3〜11/9)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛
生環境研究所
【感染性胃腸炎】
- 報告数は239人(6.6)で、前週比137%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(12.6)の約0.5倍であった。年齢別では1〜3歳が全体の約4割を占めた。
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比96%とほぼ横ばいであった。今週増加した疾患はインフルエンザと水痘で、減少した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナであった。
RSウイルス感染症の報告数は3,343人(1.1)で、前週比97%とほぼ横ばいであった。鳥取県(3.5)、山形県(3.3)、島根県(3.2)からの報告が多く、年齢別では6ヶ月〜1歳が全体の約6割を占めた。
水痘の報告数は3,042人(0.97)で、前週比115%と増加した。新潟県・長野県(2.1)、青森県・山形県・福井県(1.6)からの報告が多く、年齢別では1〜4歳が全体の約6割を占めた。