第16巻48号[宮崎県第48週(11/24〜11/30)全国第47週(11/17〜11/23)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛
生環境研究所
【感染性胃腸炎】
- 報告数は295人(8.2)で、前週比115%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(17.0)の約0.5倍であった。年齢別では1〜3歳が全体の約4割を占めた。
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値


定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比122%と増加した。今週増加した疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はヘルパンギーナと流行性耳下腺炎であった。
インフルエンザの報告数は4,619人(0.94)で、前週比254%と増加した。岩手県(6.2)、福島県(2.8)、神奈川県(2.0)からの報告が多く、年齢別では5歳以下が全体の約20%、6〜9歳が27%、10〜14歳が30%、15〜19歳が4%、20〜59歳が16%、60歳以上が3%を占めた。
感染性胃腸炎の報告数は23,219人(7.4)で、前週比128%と増加した。大分県(19.6)、香川県(15.1)、福岡県(14.3)からの報告が多く、年齢別では1〜4歳が全体の約半数を占めた。