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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2014年第48号

第16巻48号[宮崎県第48週(11/24〜11/30)全国第47週(11/17〜11/23)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛 生環境研究所

宮崎県第48週の発生動向

全数報告の感染症(48週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症
    報告なし。
  • 2類感染症
    結核5例。
  • 3類感染症
    腸管出血性大腸菌感染症2例。
  • 4類感染症
    つつが虫病1例。
  • 5類感染症
    報告なし。

全数把握対象疾患累積報告数(2014年第1週〜48週)

( )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

  • 定点医療機関からの報告総数は593人(定点あたり17.8)で、前週比108%と増加した。前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症とA群溶血性レンサ球菌であった。
インフルエンザ・小児科定点からの報告

【感染性胃腸炎】

  • 報告数は295人(8.2)で、前週比115%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(17.0)の約0.5倍であった。年齢別では1〜3歳が全体の約4割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

【水痘】

  • 報告数は62人(1.7)で、前週比102%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点あたり平均値*(2.7)の約0.6倍であった。年齢別では2〜3歳が全体の約4割を占めた。

流行警報・注意報レベル基準値超過疾患

病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部 平成26年11月17日までに検出)

細菌

ウイルス

全国第47週の発生動向

全数報告の感染症(全国第47週)

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比122%と増加した。今週増加した疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はヘルパンギーナと流行性耳下腺炎であった。

インフルエンザの報告数は4,619人(0.94)で、前週比254%と増加した。岩手県(6.2)、福島県(2.8)、神奈川県(2.0)からの報告が多く、年齢別では5歳以下が全体の約20%、6〜9歳が27%、10〜14歳が30%、15〜19歳が4%、20〜59歳が16%、60歳以上が3%を占めた。

感染性胃腸炎の報告数は23,219人(7.4)で、前週比128%と増加した。大分県(19.6)、香川県(15.1)、福岡県(14.3)からの報告が多く、年齢別では1〜4歳が全体の約半数を占めた。

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