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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2015年第6号

第17巻6号[宮崎県第6週(2/2〜2/8)全国第5週(1/26〜2/1)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛 生環境研究所

宮崎県2015年第6週の発生動向

全数報告の感染症(6週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症
    報告なし。
  • 2類感染症
    結核8例。
  • 3類感染症
    報告なし。
  • 4類感染症
    報告なし。
  • 5類感染症
    報告なし。

全数把握対象疾患累積報告数(2015年第1週〜6週)

( )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

  • 定点医療機関からの報告総数は2,087人(定点あたり42.2)で、前週比63%と減少した。前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と咽頭結膜熱で、減少した疾患はインフルエンザであった。
インフルエンザ・小児科定点からの報告

【インフルエンザ】

  • 報告数は1,546人(26.2)で、前週比52%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(37.0)の約0.7倍であった。延岡(33.9)、日南(30.0)保健所からの報告が多く、年齢別では5歳未満が全体の28%、5-9歳が32%、10-14歳が17%、15-19歳が3%、20-59歳が15%、60歳以上が5%を占めた。

* 過去4年間の当該週、前週、後週(計12週)の平均値

【感染性胃腸炎】

  • 報告数は299人(8.3)で前週比99%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(15.6)の約0.5倍であった。日南(20.0)保健所からの報告が多く、年齢別割合の推移をグラフに示す。
  • * 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

流行警報・注意報レベル基準値超過疾患

病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部 平成27年2月9日までに検出)

細菌

報告なし。

ウイルス

全国第5週の発生動向

全数報告の感染症(全国第5週)

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比80%と減少した。今週増加した主な疾患は手足口病と流行性耳下腺炎で、減少した主な疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎であった。

インフルエンザの報告数は144,063人(29.1)で、前週比74%と減少した。大分県(58.5)、鹿児島県(53.1)、山口県(51.7)からの報告が多く、年齢別では5歳未満が全体の約19%、5〜9歳が33%、10〜14歳が20%、15〜19歳が4%、20〜59歳が18%、60歳以上が6%を占めた。

インフルエンザ情報《県内第6週、全国第5週(再掲)

県内第6週インフルエンザ発生動向
2015年2月2日〜2月8日までの1週間で1,546人(定点あたり26.2)の報告があり、前週の約0.5倍に減少した(図1)。例年同時期の定点あたり平均値(37.0)の約0.7倍であった。保健所別報告数を(図2)、年齢群別報告数の割合の推移を(図3)に示す。

全国第5週インフルエンザ発生動向

2015年1月26日〜2月1日までの1週間で144,063人(29.1)の報告があり前週比74%と減少した。大分県(58.5)、鹿児島県(53.1)、山口県(51.7)からの報告が多く、20県で流行警報レベル開始基準値(30.0)を超えている。年齢別では5歳未満が全体の約19%、5〜9歳が33%、10〜14歳が20%、15〜19歳が4%、20〜59歳が18%、60歳以上が6%を占めた。

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