第17巻12号[宮崎県第12週(3/16〜3/22)全国第11週(3/9〜3/15)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛
生環境研究所
定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比99%とほぼ横ばいであった。今週増加した疾患は手足口病とヘルパンギーナで、減少した主な疾患はインフルエンザとRSウイルス感染症であった。
インフルエンザの報告数は19,664人(4.0)で、前週比92%と減少した。高知県(10.9)、大分県(8.1)、福井県(7.9)からの報告が多く、年齢別では5歳未満が全体の約17%、5〜9歳が32%、10〜14歳が20%、15〜19歳が4%、20〜59歳が20%、60歳以上が7%を占めた。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は9,807人(3.1)で、前週比100%と横ばいであった。山形県(6.6)、石川県(6.5)、鳥取県(6.3)からの報告が多く、年齢別では4〜6歳が全体の約4割を占めた。