第17巻17号[宮崎県第17週(4/20〜4/26)全国第16週(4/13〜4/19)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛
生環境研究所
【インフルエンザ】
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値


【咽頭結膜熱】
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

【手足口病】

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比120%と増加した。今週増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と手足口病と伝染性紅斑で、減少した主な疾患は水痘であった。
手足口病の報告数は2,439人(0.77)で、前週比143%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(0.30)の約2.5倍であった。島根県(5.2)、佐賀県(2.7)、熊本県(2.5)からの報告が多く、年齢別では1〜2歳が全体の約6割を占めた。
伝染性紅斑の報告数は2,302人(0.73)で、前週比162%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.27)の約2.7倍であった。滋賀県(1.7)、東京都・石川県(各1.5)からの報告が多く、年齢別では4〜7歳が全体の約6割を占めた。