
宮崎県感染症発生動向調査2015年第43号
第17巻43号[宮崎県第43週(10/19〜10/25)全国第42週(10/12〜10/18)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所
宮崎県2015年第43週の発生動向
トピックス(マダニ媒介性感染症)
・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)(全数報告の感染症)の届出が日南保健所管内で1例あった。県内での報告は今年7例目、累計26例目となった。患者は60歳代男性で、9月下旬に発症した。ダニの刺し口があり、海外渡航歴はなかった。
・日本紅斑熱(全数報告の感染症) の届出が宮崎市保健所管内で2例あった。県内での報告は今年9例目となった。ダニの刺し口ありが1例、確認できずが1例であった。

全数報告の感染症(43週までに新たに届出のあったもの)
- 1類感染症:報告なし。
- 2類感染症:結核3例。
- 3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症4例。
- 4類感染症:重症熱性血小板減少症候群1例、日本紅斑熱2例。
- 5類感染症:後天性免疫不全症候群1例、破傷風1例。

全数把握対象疾患累積報告数(2015年第1週〜42週)

( )内は今週届出分、再掲
定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数は792人(定点当たり26.6)で、前週比119%と増加した。前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎と伝染性紅斑と流行性耳下腺炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症と流行性角結膜炎であった。
インフルエンザ・小児科定点からの報告
【感染性胃腸炎】
・報告数は454人(12.6)で、前週比143%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値※(7.2)の約1.8倍であった。小林(38.7)保健所からの報告が多く、年齢別では1〜4歳が全体の約半数を占めた。
※過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値。

【流行性耳下腺炎】
・報告数は46人(1.3)で、前週比131%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値
※(1.1)の約1.2倍であった。小林(5.7)、延岡(4.8)保健所からの報告が多く、年齢別では3〜4歳が全体の約4割を占めた。
眼科定点からの報告
【流行性角結膜炎】
・報告数は33人(5.5)で、前週比92%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.1)の約2.6倍であった。

基幹定点からの報告
流行警報・注意報レベル基準値超過疾患
全国第42週の発生動向
全数報告の感染症(全国第42週)
定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比92%と減少した。前週と比較して増加した主な疾患はインフルエンザと水痘で、減少した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナであった。
RSウイルス感染症の報告数は3,861人(1.2)で前週比103%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値※(0.82)の約1.5倍であった。山形県(4.6)、福島県(3.8)、宮城県(2.5)からの報告が多く、年齢別では1〜2歳が全体の約半数を占めた。
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