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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2019年第31号

第21巻第31号[宮崎県第31週(7/29〜8/4)全国第30週(7/22〜7/28)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

宮崎県第31週の発生動向

全数報告の感染症(31週までに新たに届出のあったもの)
  • 1 類感染症:報告なし。
  • 2 類感染症:結核4 例。
  • 3 類感染症:報告なし。
  • 4 類感染症:日本紅斑熱1 例。
  • 5 類感染症:百日咳5 例。

全数把握対象疾患累積報告数(2019年第1週〜31週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関からの報告総数は742 人(定点当たり21.9)で、前週比105%と増加した。なお、前週に比べ増加した疾患はRSウイルス感染症で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱、手足口病及びヘルパンギーナであった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告

【RSウイルス感染症】

報告数は218 人(6.1)で、前週比149%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(1.2)の約5.0 倍である。延岡(19.8)、中央(8.0)保健所からの報告が多く、年齢群別では1 歳が全体の約半数を占めている。

【咽頭結膜熱】

報告数は55 人(1.5)で、前週比84%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(0.72)の約2.1 倍である。日南(11.7)、高鍋(3.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。


*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

基幹定点からの報告

報告なし。

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値超過疾患

全国2019年第30週の発生動向

全数報告の感染症(全国第30週)

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比110%と増加した。なお、前週と比較して増加した主な疾患はRSウイルス感染症と手足口病で、減少した主な疾患はインフルエンザである。

手足口病の報告数は42,489人(13.4)で前週比112%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(4.6)の約2.9 倍である。宮城県(31.3)、山形県(29.3)、群馬県(26.4)からの報告が多く、年齢群別では1〜2 歳が全体の約6 割を占めている。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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