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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2019年第35号

第21巻第35号[宮崎県第35週(8/26〜9/1)全国第34週(8/19〜8/25)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

宮崎県第35週の発生動向

全数報告の感染症(35週までに新たに届出のあったもの)
  • 1 類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核6例。
  • 3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症1例。
  • 4類感染症:報告なし。
  • 5類感染症:アメーバ赤痢1例、カルバペネム耐性腸内細菌感染症1例、後天性免疫不全症候群1例、梅毒1例、百日咳10例。

全数把握対象疾患累積報告数(2019年第1週〜35週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関からの報告総数は790人(定点当たり23.7)で、前週比117%と増加した。なお、前週に比べ増加した疾患はRSウイルス感染症とヘルパンギーナで、減少した主な疾患は伝染性紅斑であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【RSウイルス感染症】

報告数は265人(7.4)で、前週比137%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(3.1)の約2.4倍である。都城(10.5)、日向(9.0)、日南(8.7)保健所からの報告が多く、年齢群別では2歳以下が全体の約9割を占めた。

【ヘルパンギーナ】

報告数は94人(2.6)で、前週比138%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(1.9)の約1.4倍である。延岡(10.3)、中央(7.0)保健所からの報告が多く、年齢群別では2歳以下が全体の約8割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

基幹定点からの報告

報告なし。

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値超過疾患

全国2019年第34週の発生動向

全数報告の感染症(全国第34週)

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比122%と増加した。なお、前週と比較して増加した主な疾患は感染性胃腸炎と伝染性紅斑で、減少した主な疾患は手足口病である。

RSウイルス感染症の報告数は4,290人(1.4)で前週比104%とほぼ横ばいであったが、例年同時期の定点当たり平均値*(1.1)の約1.3倍である。宮崎県(5.4)、愛媛県、福岡県、長崎県(各2.7)からの報告が多く、年齢群別では1歳以下が全体の約8割を占めている。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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