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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2020年第26号

第22巻第26号[宮崎県26週(6/22〜6/28)全国第25週(6/15〜6/21)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

宮崎県第26週の発生動向

全数報告の感染症(26週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核5例。
  • 3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症1例。
  • 4類感染症:レジオネラ症1例。
  • 5類感染症:後天性免疫不全症候群1例、水痘(入院例)1例。


全数把握対象疾患累積報告数(2020年第1週〜26週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関からの報告総数は349人(定点当たり9.7)で、前週比113%と増加した。なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】

報告数は86人(2.4)で、前週比172%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.7)の約0.9倍であった。宮崎市(4.8)、日南(4.7)、延岡(2.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は3〜5歳が全体の約3割を占めた。

【感染性胃腸炎】

報告数は187人(5.2)で、前週比111%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(7.6)の約0.7倍であった。都城(8.8)、日南(8.7)、日向(8.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月〜3歳が全体の約6割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

基幹定点からの報告

報告なし。

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

報告なし。

全国2020年第25週の発生動向

全数報告の感染症(全国第25週)

※新型コロナウイルス感染症の全国の報告数について、現在、発生届の報告を新システム(新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム(HER-SYS))へ移行中のため、移行が終了するまで掲載を控えさせていただきます。

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比103%とほぼ横ばいであった。なお、前週と比較して増加した主な疾患は、ヘルパンギーナと咽頭結膜熱、感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は水痘であった。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は2,260人(0.7)で前週比99%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(2.9)の約0.3倍であった。福岡県(2.4)、鳥取県(2.3)、長崎県(2.0)からの報告が多く、年齢群別では3〜5歳が全体の約4割を占めた。

感染性胃腸炎の報告数は5,813人(1.8)で前週比108%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(5.9)の約0.3倍であった。宮崎県(4.7)、大分県(3.9)、香川県(3.8)からの報告が多く、年齢群別では4歳以下が全体の約4割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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