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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2022年第9号

第24巻第9号 [宮崎県第9週(2/28〜3/6) 全国第8週(2/21〜2/27)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

令和4年第9週の発生動向

トピックス
  • 新型コロナウイルス感染症(新型インフルエンザ等感染症)の報告が1,519例あり、2022年の累積報告数は13,885例となった。
全数報告の感染症(9週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:報告なし。
  • 3類感染症:報告なし。
  • 4類感染症:報告なし。
  • 5類感染症:侵襲性肺炎球菌感染症1例、梅毒2例、播種性クリプトコックス症1例。


新型インフルエンザ等感染症(9週に新たに届出のあったもの)

○新型コロナウイルス感染症1,519例:保健所、年齢別報告数及び主な症状は表のとおりであった。

全数把握対象疾患累積報告数(2022年第1週〜第9週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

・定点医療機関からの報告総数は358人(定点当たり11.1)で、前週比103%とほぼ横ばいであった。なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は特になかった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【RSウイルス感染症】

報告数は61人(1.7)で、前週比94%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.3)の約1.3倍であった。中央(8.0)、延岡(4.5)、宮崎市(2.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約8割を占めた。

【感染性胃腸炎】

報告数は255人(7.1)で、前週比107%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(9.3)の約0.8倍であった。日南(12.0)、都城(11.7)、日向(8.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の6割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告

なし。

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

なし。

全国2022年第8週の発生動向

全数報告の感染症

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比84%と減少した。なお、前週と比較して増加した主な疾患は伝染性紅斑で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症と咽頭結膜熱であった。

RSウイルス感染症の報告数は529人(0.17)で前週比74%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.34)の約0.5倍であった。宮崎県(1.8)、富山県(0.90)、熊本県(0.80)からの報告が多く、年齢群別では6ヵ月から3歳が全体の約9割を占めた。

感染性胃腸炎の報告数は11,466人(3.7)で前週比84%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(4.7)の約0.8倍であった。大分県(10.3)、愛媛県(8.5)、鹿児島県(7.4)からの報告が多く、年齢群別では1歳から3歳が全体の約4割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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