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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2022年第33号

第24巻第33号 [宮崎県第33週(8/15〜8/21) 全国第32週(8/8〜8/14)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所

令和4年第33週の発生動向

トピックス
  • 新型コロナウイルス感染症(新型インフルエンザ等感染症)の報告が19,975例あり、先週(17,296例)の約1.2倍となった。2022年の累積報告数は141,941例となった。1週当たりの報告数としては、先週の17,296例を超え過去最多となった。※詳細は宮崎県新型コロナウイルス感染症特設サイトを御覧ください。
全数報告の感染症(33週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核3例。
  • 3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症15例。
  • 4類感染症:報告なし。
  • 5類感染症:梅毒4例。


全数把握対象疾患累積報告数(2022年第1週〜第33週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

・定点医療機関からの報告総数は226人(定点当たり6.4)で、前週比107%と増加した。なお、前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナであった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【感染性胃腸炎】

報告数は139人(3.9)で、前週比142%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(5.3)の約0.7倍であった。日南(7.7)、小林、日向(6.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約6割を占めた。

【手足口病】

報告数は32人(0.89)で、前週比68%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.8)の約0.5倍であった。小林(2.3)、中央(2.0)、都城(1.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から3歳が全体の約9割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告

なし

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

全国2022年第32週の発生動向

全数報告の感染症

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比73%と減少した。なお、前週と比較して増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患はインフルエンザ、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱及び感染性胃腸炎であった。

RSウイルス感染症の報告数は4,757人(1.6)で前週比69%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.4)の約1.1倍であった。三重県(5.6)、大分県(4.4)、大阪府、奈良県、兵庫県(3.5)からの報告が多く、年齢群別では6ヵ月から3歳が全体の約8割を占めた。

手足口病の報告数は7,911人(2.6)で前週比80%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(3.2)の約0.8倍であった。新潟県(6.1)、埼玉県(5.3)、宮城県(4.9)からの報告が多く、年齢群別では1歳から3歳が全体の約8割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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