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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2022年第46号

第24巻第46号 [宮崎県第46週(11/14〜11/20) 全国第45週(11/7〜11/13)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所

令和4年第46週の発生動向

トピックス
  • 新型コロナウイルス感染症(新型インフルエンザ等感染症)の報告が2,881例あり、先週(2,579例)の約1.1倍であった。2022年の累積報告数は204,162例となった。※詳細は宮崎県新型コロナウイルス感染症特設サイトを御覧ください。
全数報告の感染症(46週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:報告なし。
  • 3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症1例。
  • 4類感染症:つつが虫病2例、レジオネラ症1例。
  • 5類感染症:劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例、梅毒4例。

全数把握対象疾患累積報告数(2022年第1週〜第46週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

・定点医療機関からの報告総数は283人(定点当たり8.0)で、前週比98%とほぼ横ばいであった。なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症、咽頭結膜熱及びA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は水痘、手足口病及びヘルパンギーナであった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【RSウイルス感染症】

報告数は35人(0.97)で、前週比389%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.35)の約2.8倍であった。小林(8.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から3歳が全体の約8割を占めた。

【感染性胃腸炎】

報告数は159人(4.4)で、前週比91%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(7.1)の約0.6倍であった。中央(9.0)、日南(8.7)、都城(6.2)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から2歳が全体の約4割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告

なし

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

なし

病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部 令和4年11月21日までに検出)

細菌

ウイルス

なし

全国2022年第45週の発生動向

全数報告の感染症

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比105%と増加した。なお、前週と比較して増加した主な疾患はインフルエンザ、咽頭結膜熱、感染性胃腸炎及び水痘で、減少した主な疾患は手足口病、伝染性紅斑及びヘルパンギーナであった。

RSウイルス感染症の報告数は2,449人(0.78)で前週比92%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.51)の約1.5倍であった。山形県(4.2)、福島県(2.5)、沖縄県(2.4)からの報告が多く、年齢群別では3歳以下が全体の約9割を占めた。

感染性胃腸炎の報告数は8,730人(2.8)で前週比114%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(3.6)の約0.8倍であった。福井県(6.1)、大分県(5.6)、埼玉県(5.0)からの報告が多く、年齢群別では1歳から3歳が全体の約4割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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