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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報5号

嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)に感染しないために。(2月1日〜2月7日)

嘔吐下痢症の原因となるウイルスのひとつにノロウイルスがあります。感染力が非常に強く、ごく少量のウイルスでも口から体内に入ることで感染します。特に乳幼児や高齢者は、症状が重くなることがあります。

感染を予防するためには、石けんと流水による手洗いが最も重要です。おむつ交換や嘔吐物の処理をした後、トイレの後、調理や食事の前には石けんで手を洗いましょう。タオル等から感染が広がることもあるので、タオルの共有はやめましょう。

嘔吐物や便を処理するときには、使い捨ての手袋、マスク、エプロンを着用し、汚物はできるだけペーパータオル等を利用して拭き取りましょう。汚れた床や畳なども漂白剤を染み込ませたペーパータオル等で拭きましょう。

水ぼうそうは都城市周辺からの報告が多く、警報レベルを超えています。1歳から4歳のこどもたちが多く感染しています。

長く続いたインフルエンザ警報は解除されましたが、まだしばらく注意が必要です。手洗い、うがいの徹底など、引き続き感染予防に努めましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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