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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報12号

おたふくかぜとみずぼうそうに注意しましょう。(3月22日〜3月28日)

おたふくかぜの報告が増えています。延岡市、日向市周辺からの報告が多く、警報レベルを超えています。4歳から6歳のこども達が多く感染しています。この病気は冬から春にかけて流行がみられ、幼児や小学生がかかりやすい病気です。潜伏期間は2〜3週間で、感染すると軽い熱がでて耳の下(耳下腺)やあごの下が腫れます。熱は、耳下腺が腫れる前からでて、腫れがピークになるころまで続きます。高熱や頭痛、嘔吐などの症状があるときは重い合併症も考えられますので、すぐに診察をしてもらいましょう。人にうつりやすい時期は、腫れが出る2〜3日前から発症後1週間ほどです。その間は、外出を控え、ほおを冷やすなどして家で静かに過ごしましょう。すっぱいものや果汁は、耳下腺の痛みを強くするので避けましょう。

みずぼうそうは日南市周辺からの報告が多く、警報レベルを超えています。4歳以下のこども達が多く感染しています。みずぼうそうにかかると、37〜39度の熱が出て、それと同時に強いかゆみを伴った小さな水ぶくれが全身にできます。人にうつる力が強いので、水ぶくれが完全にかさぶたになるまで外出は控えましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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