おたふくかぜが増えています。(4月5日〜4月11日)
おたふくかぜの報告が増えています。日向市、延岡市周辺からの報告が多く、警報レベルを超えています。年齢別では3歳から6歳のこども達が多く感染しています。
おたふくかぜにかかると、軽い熱がでて耳の下(耳下腺)やあごの下が腫れます。熱は、耳下腺が腫れる前からでて、腫れがピークになるころまで続きます。高熱や頭痛、嘔吐などの症状があるときは重い合併症も考えられますので、すぐに診察をしてもらいましょう。
人にうつりやすい時期は、腫れが出る2〜3日前から発症後1週間ほどです。その間は、外出を控え、ほおを冷やすなどして家で静かに過ごしましょう。
予防接種は1歳から受けることができますが、任意ですので費用がかかります。症状の出る前から人にうつることもあるので、家族の方がかかったあとにワクチンを接種しても防ぐことができません。接種時期などかかりつけの医療機関にご相談ください。
嘔吐下痢症は小林市、国富町、都城市周辺からの報告が多く、警報レベルを超えています。4歳以下のこども達が多く感染しています。トイレの後、食事の前には必ず石けんで手を洗い感染予防に努めましょう。