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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報47号

おたふくかぜが増えています。(11月22日〜11月28日)

おたふくかぜの報告が増えています。例年同時期と比べると約2倍の報告数となっています。日南市、延岡市周辺からの報告が多く、警報レベルを超えています。年齢別では1歳から5歳のこども達が多く感染しています。

おたふくかぜにかかると、軽い熱がでて耳の下(耳下腺)やあごの下が腫れます。熱は、耳下腺が腫れる前からでて、腫れがピークになるころまで続きます。高熱や頭痛、嘔吐などの症状があるときは重い合併症も考えられますので、すぐに診察をしてもらいましょう。

人にうつりやすい時期は、腫れが出る2〜3日前から発症後1週間ほどです。その間は、外出を控え、ほおを冷やすなどして家で静かに過ごしましょう。

予防接種は1歳から受けることができますが、任意ですので費用がかかります。症状の出る前から人にうつることもあるので、家族の方がかかったあとにワクチンを接種しても防ぐことができません。接種時期などはかかりつけの医療機関にご相談ください。

感染性胃腸炎の報告も増えてきています。感染を予防するためには、石けんでの手洗いが最も重要です。トイレの後、調理や食事の前には石けんで手を洗いましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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