インフルエンザが増えています。(12月20日〜12月26日)
インフルエンザの患者数が先週の約2.5倍に増えました。特に都城市周辺で患者数が増加しています。子どもから大人まで幅広い年齢層から報告されています。
インフルエンザはふつうの風邪とは違い、のどの痛みや咳、鼻水などの症状は少ないものの、高熱や頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状が急激に現れるのが特徴です。また、特に体力のない乳幼児や高齢者は、気管支炎や肺炎を起こしやすく重症化することもありますので、十分注意して下さい。
空気が乾燥すると、のどと鼻の防御機能も低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。室内では加湿器等を利用して適度な湿度を保ち、定期的に換気を行いましょう。日頃からうがい、石けんでの手洗いを十分に行い、必要な時以外は外出を控えましょう。また、バランスの良い食事、十分な休養をとって体力をつけ、自分で予防することを心がけましょう。
嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)も引き続き県内全体で流行しています。特に日南市、国富町、綾町、小林市周辺からの報告が多く、1歳から4歳の子どもたちが多く感染しています。予防にはインフルエンザと同様に十分な手洗いが有効です。