引き続きインフルエンザが流行しています。(1月31日〜2月6日)
インフルエンザの患者数は先週よりも減少しましたが、依然として県全体で警報レベルを超えています。先週、先々週と2週続けて宮崎県の定点あたり報告数が全国で1番多くなっています。県内では、10歳未満の患者さんが約6割を占め、その内5歳以下の子供たちが全体の約4割を占めています。
インフルエンザに感染すると39〜40度の突然の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、寒気などの全身の症状がでますが、通常は1週間程度でよくなります。熱が下がってもウイルスを出しますので、感染を広げないためにも数日は安静にし、
休養を取ることをおすすめします。特に、体力の無い小さなこどもやお年寄りは感染すると重症化することもありますので注意が必要です。
空気が乾燥すると、のどと鼻の防御機能も低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。室内では加湿器等を利用して適度な湿度を保ち、定期的に換気を行いましょう。できるだけ人ごみを避け、外出後は必ず石けんでの手洗い、うがいを行いましょう。もしインフルエンザにかかってしまったら、まわりに広げないためにもマスクを着用するなど咳エチケットを心がけましょう。