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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報7号

おたふくかぜが増えています。(2月14日〜2月20日)

おたふくかぜの報告が増えています。日南市周辺からの報告が多く、警報レベルを超えています。年齢別では2歳から5歳のこども達が多く感染しています。

おたふくかぜは、ムンプスウイルスがのどや鼻から入って起こります。潜伏期は2〜3週間で、幼稚園児や小学生がかかりやすい病気です。おたふくかぜにかかると、軽い熱がでて耳の下(耳下腺)やあごの下が腫れて、少し痛みます。すっぱいものや果汁は、耳下腺の痛みを強くするので避けましょう。熱は、耳下腺が腫れる前からでて、腫れがピークになるころまで続きます。高熱や頭痛、嘔吐などの症状があるときは重い合併症も考えられますので、すぐに診察をしてもらいましょう。人にうつりやすい時期は、腫れが出る2〜3日前から発症後1週間ほどです。その間は、外出を控えましょう。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告も増えています。日南市、延岡市、国富町周辺からの報告が多く、警報レベルを超えています。4歳から8歳の子供たちが多く感染しています。石けんでの手洗い、うがいを徹底し、感染予防に努めましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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