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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報38号

予防接種を受けましょう。(9月19日〜9月25日)

今週のRSウイルス感染症の患者さんの報告は減少しましたが、例年よりも多い状態です。引き続き体調管理に注意しましょう。

そのほかの感染症の報告数も減少し、1年間で患者さんが最も少ない時期を迎えています。

この時期に、必要な予防接種で未接種のものがないか親子健康手帳等でチェックし、受けていないものがあれば済ませておきましょう。

赤ちゃんは、お母さんから病気に対する抵抗力(免疫)をもらって生まれてきますが、その免疫は6ヶ月ころまでに自然になくなってしまいます。また、成長とともに行動も活発になるため、1歳未満の赤ちゃんより1〜3歳くらいの子供たちの方が感染症にかかりやすくなります。病気を防ぐためには、自分で免疫を作らなければなりませんが、その手助けをするのが予防接種(ワクチン)です。ワクチンを接種して免疫力をつけると、その病気にかかりにくくなったり、かかっても軽い症状ですみます。

ワクチンには受けられる時期、受ける回数、2度以上受ける場合や他のワクチンを受ける間隔等がきめられています。また、無料で接種できるもの(定期の予防接種)と有料のもの(任意の予防接種)がありますが、お住まいの市町村によっては任意のものでも補助が出ているものもあります。

不明な点はかかりつけの医療機関に相談するとよいでしょう。


宮崎県衛生環境研究所
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