感染症予防に正しい手洗いを!(10月3日〜10月9日)
今週は感染性胃腸炎の報告が増えました。特に小林地区周辺で患者さんが増え、年齢別では、2歳以下の子供たちが半数を占めていますが、成人からも報告されています。
感染症には様々な病気がありますが、その中には特別な治療法がないものもあります。そのため、できるだけ自分で予防する事が大切ですが、誰でも簡単にでき、有効な方法が石けんでの手洗いです。
次の手順の手洗いを身につけ、日頃から感染症予防に努めましょう。
- 手を十分に水で濡らし石けんをよく泡立てる。石けんは、固形でも液体でもどちらでもかまいません。
- 泡が立ったら手のひらをこすりあわせる。
- 片方の手の甲に手のひらを重ね合わせ、手の甲を洗う。片方が終わったら、もう片方の手も洗う。
- 指を組み合わせて指の間を洗う。
- 指先を片方の手のひらにのせ、爪と指先をこすり洗いする。指先は汚れや細菌などが一番たくさん付いていますのでしっかり洗いましょう。
- 親指を片方の手で握りくるくる回しながら洗い、手首もそれぞれ洗います。親指の周り、爪、指の間、手首は洗い残しが多い部分なので特に注意して洗いましょう。
- 流水で十分に石けんを洗い流し、きれいなタオルやペーパータオルで手を拭きましょう。