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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報42号

冬の感染症に気をつけましょう。(10月17日〜10月23日)

今週は、おたふくかぜが増加しました。宮崎地区(宮崎市、綾・国富)からの報告が多く、患者さんの多くが2歳から6歳の子供です。

さて、冬に流行する主な感染症には、インフルエンザ、RSウイルス感染症、溶レン菌感染症(A群溶血性レンサ球菌咽頭炎)、嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)、みずぼうそう(水痘)などがあります。

今のところ、溶レン菌感染症、みずぼうそうの患者さんは例年よりやや多いのですが、インフルエンザ、感染性胃腸炎は多くありません。RSウイルス感染症は少し減りましたが、まだまだ注意が必要です。これから日中と夜間の気温差が大きくなると、体調を崩す子供たちが増え、感染症の報告が増えると予想されます。少し体を動かし、バランスのよい食事と十分な休養で病気にかからないよう体力をつけておきましょう。

また、ワクチンで感染や重症化を予防できる感染症については接種を検討しましょう。

感染症の基本的な予防方法は、石けんによる手洗いとうがいです。外出後、トイレの後、および食事の前には必ず石けんで手を洗いましょう。小さな子供さんには保護者の方が習慣づけるようにし、感染予防を徹底しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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