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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報3号

インフルエンザと感染性胃腸炎が流行しています。(1月16日〜1月22日)

インフルエンザの患者さんは前の週の約4倍に増え、日南市周辺・小林市周辺・延岡市周辺では警報レベルを超えています。成人を含む全ての年齢層で感染者が見られますが、5歳以下の子供たちの報告が多く全体の約3割を占めています。

日頃から適度な運動とバランスの良い食事、十分な休養を取り体力を付け、できるだけ自分で予防することを心がけましょう。ウイルスを寄せ付けないためにも感染する機会が増えやすい人ごみはなるべく避けましょう。また、空気が乾燥すると、のどと鼻の防御機能も低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。室内では加湿器等を利用して適度な湿度を保ちましょう。その際には、定期的に室内の換気を行いましょう。うがいはウイルスの侵入とのどの乾燥を防ぎます。外出から戻ったときには必ず、石けんと流水での手洗いとうがいを行いましょう。

流行の時期になりましたがワクチンもまだ効果が期待できます。接種していない方は早めにかかりつけの医療機関に相談し、接種を検討しましょう。

また感染性胃腸炎の患者さんは前の週より少し増え、県内全体で警報レベルを超えました。特に患者さんが多いのは、小林市周辺、日南市周辺です。年齢別では1歳から3歳の小さな子供たちが全体の約4割を占めています。手洗いによる予防を徹底しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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