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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報30号

食中毒を起こさないために。(7月23日〜7月29日)

厳しい暑さが続いています。この時期は、食中毒の発生や腸管出血性大腸菌感染症(O157等)が心配されます。食中毒はいろいろな原因でおこりますが、夏に多いのは細菌によるものです。

家庭内ではつぎのことに注意し予防しましょう。調理の前、食事の前、トイレの後、介護や看護の後は石けんで十分に手を洗いましょう。台所は整理整頓し、まな板やふきんなどの調理器具はきれいに洗い、消毒を行うなどして清潔に保ちます。ハエ、ゴキブリ等は駆除しましょう。食材は流水で十分に洗い調理し、肉や魚などの生鮮食品はできるだけ早く調理しましょう。また調理するときは、食材を十分に加熱し、冷やして食べるものや加熱できないものは食べる直前まで低温(10度以下)で保管するようにします。そして、できあがった料理はなるべく早く食べましょう。冷蔵庫内の清掃は定期的に行いましょう。
食中毒を防ぐためには、これらのことを日頃から心がけておくことが大切です。

ヘルパンギーナの患者さんは、2週続けて減っていますが依然として警報レベルを超えています。また、手足口病の患者さんも増えています。感染症も石けんによる手洗い、うがいで積極的に予防しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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