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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報34号

RSウイルス感染症が増えています。(8月20日〜8月26日)

RSウイルス感染症の患者さんがさらに増えました。1歳未満の乳児がかかりやすく、鼻水、咳、38〜39度の発熱といった風邪の症状ではじまります。特に6ヵ月未満の小さなこどもは、急激に悪化し、気管支炎や肺炎を引き起こすこともあるので注意が必要です。重症化させないために、痰が詰まったような咳やゼーゼーとのどが鳴るなどの症状がみられたら早めに医療機関を受診しましょう。ウイルスに効く薬はないため、それぞれの症状に対する治療が中心となります。患者さんの咳の飛沫を吸い込んだり、ウイルスが付着した手指や物を介して感染します。

その他、マイコプラズマ肺炎の報告も続いています。患者さんのせきやくしゃみなどの飛沫によって感染(飛沫感染)するため、咳が出るときはマスクを着用し、咳エチケットを心がけましょう。外出後の石けんでの手洗い、うがいも必ず行いましょう。

また、バランスの取れた食事を摂り、十分な睡眠と規則正しい生活を心がけましょう。体調が悪い時や体力のない小さなこどもはなるべく人混みを避けるよう注意しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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