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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報37号

RSウイルス感染症を予防しましょう。(9月10日〜9月16日)

RSウイルス感染症の患者さんがさらに増えました。ウイルスを含む飛まつ(しぶき)がくしゃみや咳で空気中に放出され、それを吸い込む、あるいは飛まつが鼻、口や目に接触することで感染します。RSウイルスは感染力が強いため、家庭や集団で生活する施設で患者さんが発生したら周囲に感染させないように気をつけましょう。また、流行している時期は人混みを避けましょう。予防は積極的な手洗いとうがいです。

今週もはしかの報告がありました。県内の患者さんは主に成人ですが、全国で最も報告数が多いのは1歳児です。1歳を迎えたら早めに予防接種を受けましょう。はしかの定期の予防接種は1歳児(第1期)と小学校入学前の1年間(第2期)に、2回接種することになっています。今年度まで中学1年生と高校3年生に相当する年齢の方は無料で接種することが出来ます。

また医療従事者や学校関係者・保育福祉関係者など、はしかに罹るリスクが高い方やはしかに罹ることで周りへの影響が大きい方で、今までに予防接種を受けたことがない、はしかに感染したことがない、もしくは不明な方は医療機関に相談し、接種を検討してください。


宮崎県衛生環境研究所
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