冬の感染症を予防しましょう。(10月15日〜10月21日)
RSウイルス感染症と手足口病が増加しています。例年に比べ依然として多い状態が続いています。
さて、冬に流行する主な感染症には、インフルエンザ、RSウイルス感染症、溶レン菌感染症(A群溶血性レンサ球菌咽頭炎)、嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)、みずぼうそう(水痘)などがあります。
今のところ、溶レン菌感染症、RSウイルス感染症の患者さんは例年よりやや多いのですが、そのほかは例年と同じもしくは少ない状況です。これから日中と夜間の気温差が大きくなると、体調を崩す子供たちが増え、感染症の報告が増えると予想されます。少し体を動かし、バランスのよい食事と十分な休養で病気にかからないよう体力をつけておきましょう。
感染症の基本的な予防方法は、石けんによる手洗いとうがいです。外出後、トイレの後、および食事の前には必ず石けんで手を洗いましょう。小さな子供さんには保護者の方が習慣づけるようにし、感染予防を徹底しましょう。咳やくしゃみなどの症状のある方は、咳エチケットにつとめましょう。また、ワクチンで感染や重症化を予防できる感染症については接種を検討しましょう。