みずぼうそう(水痘)に注意しましょう。(12月10日〜12月16日)
みずぼうそうの報告が増えています。みずぼうそうは冬から春にかけて流行します。感染してから症状が出るまでの潜伏期間は2週間前後です。咳やくしゃみの飛沫(しぶき)を吸い込むことで感染したり(飛まつ感染)、水ぶくれの中の体液に触れることでうつります(接触感染)
感染すると38度前後の熱が出て、それと同時に強いかゆみを伴った小さな水ぶくれが全身にできます。水ぶくれは3〜4日たつと破れて乾き、黒いかさぶたになりかゆみもおさまってきますが、人にうつる力が強いので、水ぶくれが完全にかさぶたになるまで外出や登校・登園は控えましょう。
予防にはワクチン接種が効果的です。1歳を過ぎれば任意で受けることができます。受けておけば、ほとんどかからないか、かかっても軽い症状ですみます。保育園や幼稚園でうつることが多いので、集団生活に入る前に受けておくとよいでしょう。費用や接種時期は、かかりつけの医療機関にご相談ください。
感染性胃腸炎は前週より報告が減少しましたが、引き続き県内全域で流行しています。石けんでの手洗いを徹底し、感染予防に努めましょう。