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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2013年2号

インフルエンザが増えています。(1月7日〜1月13日)

インフルエンザの報告が前の週の約3倍に増えました。高千穂町周辺を除く県内各地で前週より増加しており、延岡市周辺、綾町・国富町周辺では注意報レベルを超えています。

インフルエンザは感染後1日から3日ほどで、39〜40度の突然の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、寒気などの全身の症状が出ます。通常1週間程度でよくなりますが、小さなこどもや高齢者は感染すると脳症や肺炎などを引き起こし重症化することもありますので注意が必要です。インフルエンザは発症前と発症してから3〜7日間はウイルスを排出するといわれているので、ウイルスを排出している間は、外出を控えましょう。

空気が乾燥すると、のどと鼻の防御機能も低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。室内では加湿器等を利用して適度な湿度を保ち、定期的に換気を行いましょう。できるだけ人ごみを避け、外出後は必ず石けんでの手洗い、うがいを行いましょう。インフルエンザにかかってしまったら、まわりに感染させないためにも咳エチケットを守り、マスクを着用して医療機関を受診するようにしましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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