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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2013年6号

インフルエンザと嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)に注意しましょう。(2月4日〜2月10日)

前週に比べインフルエンザの報告は減りましたが、高千穂町周辺を除き、県内各地において多く報告されています。一度感染しても違う型のインフルエンザに感染する可能性もあるので注意しましょう。咳の症状がある場合はマスクを着用し、咳エチケットを心がけましょう。

また、嘔吐下痢症の報告は年末に減少しましたが、年が明けてから増加傾向にあります。例年12月から1月の冬季に流行しますが、その後3月から4月にも小さい流行がみられます。ウイルス性の急性胃腸炎には効果的な治療薬がないため、症状を和らげるための対症療法が中心となり、予防が大切です。

インフルエンザや感染性胃腸炎を含め感染症を予防するためには、石けんと流水による手洗いが重要です。外出後、トイレの後、おむつを替えた後、食事の前などこまめに手を洗う習慣をつけましょう。タオル等から感染が広がることもあります。タオルの共用は止めたり、使い捨てのペーパータオル等を利用するなどしましょう。また、水道の蛇口は洗う前の手で触れているので手と一緒に洗うかペーパータオルを利用して締めると、手の再汚染を防ぐことができます。


宮崎県衛生環境研究所
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