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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2013年20号

風しんの患者さんが増えています。(5月13日〜5月19日)

引き続き風しんの患者さんの報告がありました。全国でもさらに患者数は増えており、流行の中心は10歳代後半〜50歳代前半の男性ですが、女性では特に10歳代後半〜30歳代前半が多くなっています。

県内でも全国でも感染した人の約9割が、予防接種を受けていないか受けたかどうか分からない方です。風しんは予防接種で予防することができます。風しんに感染したことがない、予防接種を受けたことがない、もしくはどちらも不明な方、特に将来妊娠を予定されている方や現在妊娠中の方の同居家族の方は、早めに予防接種を受け、生まれてくる赤ちゃんを先天性風しん症候群から守りましょう。妊婦さんは予防接種を受けることができないので、周囲が予防接種を受け妊婦さんに風しんをうつさないようにしましょう。また、赤ちゃんを出産してすぐの方で、風しんの抗体価が低い方も次の妊娠に備え予防接種を受けましょう。定期接種対象の1歳児と小学校入学前1年間の子どもさんも早めに受けましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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