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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2013年24号

夏かぜを予防しましょう。(6月10日〜6月16日)

一般的に夏かぜと言われるものに、手足口病、プール熱(咽頭結膜熱)、ヘルパンギーナなどがあり、これらはウイルスによって引き起こされ、夏を中心に流行します。 前週に比べ、手足口病、プール熱が増えています。

手足口病は手のひらや足の裏、口の中、おしりなどに白っぽい水ぶくれができます。水ぶくれはしばらくすると破れることなく乾燥し消えていきます。熱が出ることもありますが、それほど高くはなりません。

プール熱(咽頭結膜熱)はプールでうつることが多いためこのような名前がついていますが、プールに入らなくても感染します。39度前後の熱が出て、のどの痛み(咽頭炎)や目の炎症(結膜炎)が起こります。

これらの病気を引き起こすウイルスに効果的な治療薬はないため、つらい症状を和らげるための対症療法が中心となります。そのため予防が大切です。咳やくしゃみ、唾液、便の中にウイルスは含まれています。石けんでの手洗いとうがいをしっかり行い、予防しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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