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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2013年28号

手足口病とヘルパンギーナに気をつけましょう。(7月8日〜7月14日)

引き続き手足口病とヘルパンギーナの患者数が増えています。手足口病は特に延岡市周辺、日向市周辺で多いようです。どちらも夏かぜといわれ夏に流行し、乳幼児が多く感染します。

患者さんの咳やくしゃみ、唾液の飛沫、便の中に含まれるウイルスに接触することで感染します。これらの病気を引き起こすウイルスに効果的な治療薬はなく、症状を和らげる治療が中心となるので予防が大切です。トイレの後、おむつ交換後には石けんと流水による手洗いを徹底しましょう。さらに外出後、食事の前にもしっかり手を洗いましょう。また、患者さんとの密接な接触もさけましょう。

口の中の水ぶくれの痛みにより、食事や水分が十分にとれなくなることがあります。お豆腐、ゼリーなどのやわらかく、のどごしのよいものを食べさせましょう。高熱や汗のため脱水症状にならないよう、水分の補給はしっかりしましょう。元気が無く、ぐったりしているときには、すぐに医療機関を受診しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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