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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2013年40号

嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)が増えています。(9月30日〜10月6日)

2週続けて、嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)の患者数が増えました。家庭や集団で生活する施設で患者さんが発生したら、大きい流行となることもあるので、周囲に感染させないように気をつけましょう。さらに嘔吐下痢症は細菌やウイルスによっておこりますが、ウイルスによる感染性胃腸炎には効果的な治療薬がないため、予防が肝心です。

また、RSウイルス感染症、手足口病は地域により、患者さんが多い状態です。 これらの感染症を含め、感染症予防の基本は石けんによる手洗いです。おむつ交換やトイレの後、外出後や食事の前など石けんと流水によるこまめな手洗いで予防しましょう。タオル等から感染が広がることもあります。タオルの共有は止め、使い捨てのペーパータオルなどを利用しましょう。

今後、インフルエンザなど冬の感染症が増える時期ですので、咳エチケットに努めるとともに、積極的に手洗いを行い、感染症を予防しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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