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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2013年45号

嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)に注意しましょう。(11月4日〜11月10日)

嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)の患者数は前週と同じくらいでしたが、小林市周辺、日南市周辺では前週より大きく増加しています。年齢別では6か月から4歳が全体の約7割を占めています。これから流行の時期を迎えますので、石けんと流水による手洗いをこまめに行い、予防しましょう。症状のあるときは早めに医療機関を受診しましょう。

冬季に流行する嘔吐下痢症の主な原因はノロウイルスですが、ノロウイルスは感染力が非常に強いため、ごく少量のウイルスでも手などを介して口から体内に入ることで感染します。嘔吐物や便を処理するときには、処理をする人が感染しないように、使い捨ての手袋、マスク、エプロンを着用し、汚れた床や畳などは薄めた市販の塩素系漂白剤を染み込ませたペーパータオル等で拭きましょう。その汚物等はビニール袋に入れて密閉し、燃えるゴミとして処理しましょう。処理時、処理後は窓を開けるなど換気を充分にし、処理後は忘れずに石けんと流水で手を洗いましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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