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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2013年46号

冬の感染症を予防しましょう。(11月11日〜11月17日)

嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)の患者数は前週の約1.2倍に、また水ぼうそうも前週の約2倍に増えています。今のところ、嘔吐下痢症は例年よりやや多く、水ぼうそうは例年と同じくらいです。

嘔吐下痢症、水ぼうそうは冬から春にかけて流行し、インフルエンザ、RSウイルス感染症、溶レン菌感染症(A群溶血性レンサ球菌咽頭炎)も冬季に流行します。これから増加が心配されるので、日頃から適度な運動とバランスの良い食事、十分な休養をとり、体力をつけ、できるだけ自分で予防することを心がけましょう。さらに感染症の基本的な予防方法は、石けんによる手洗いです。外出後、トイレの後、食事の前には必ず石けんで手を洗いましょう。小さな子供さんには保護者の方が手洗いを習慣づけてあげましょう。咳やくしゃみなどの症状のある方は、咳エチケットをまもりましょう。また、予防接種で感染や重症化を予防できる感染症については接種を検討しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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