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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2013年47号

手足口病が増えています。(11月18日〜11月24日)

前週に比べ手足口病が増えました。手足口病は主に夏季に流行しますが、冬季に患者数が増えることもあります。都城市周辺、高鍋町周辺で患者さんが多いようです。ウイルスが原因で、患者さんの咳やくしゃみなどの飛沫、便に含まれるウイルスが手などを介し、口や眼などの粘膜に入って感染します。症状が治まった後もしばらくはウイルスが便の中に排出されるので注意しましょう。

感染予防は石けんと流水による手洗いです。おむつ交換やトイレの後、外出後や食事の前などこまめに手を洗いましょう。タオル等から感染が広がることもあるので、手を拭くときにはタオルの共有は止め、使い捨てのペーパータオルなどを利用しましょう。あわせて咳エチケットに努めましょう。

なお、例年1月から3月にかけてインフルエンザが流行します。予防接種を受けても効果が出るまでに2週間程度かかりますので、12月中旬ごろまでに予防接種を済ませるよう検討しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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