インフルエンザが流行警報レベル開始基準値を超えました。(1月20日〜1月26日)
インフルエンザの報告が前週の約2倍に増え、県全体で流行警報レベル開始基準値を超えました。14歳以下の小児の患者数が特に増えています。県内でも全国と同様にインフルエンザウイルスA香港型、2009年に流行したAH1pdm09、B型が検出されています。
通常1週間程度でよくなりますが、小さなこどもや高齢者は感染すると脳症や肺炎などを引き起こし重症化することもあるので、予防を心がけましょう。咳・くしゃみが続く時、医療機関を受診する時は、周りの人へ感染を広げないために必ずマスクを着用しましょう。
また、はしか(麻しん)の報告がありました。主な症状は、発熱、発しん、咳、鼻水、目の充血などですが、肺炎、脳炎といった重い合併症を発症することもあります。主に空気感染し、感染力がとても強く、また特別な治療法がないため予防が重要となり、唯一の予防方法は予防接種です。1歳児と小学校入学前の1年間に、2回接種することになっています。対象の方でまだ接種していない方は早めに受けましょう。