所長挨拶 研究所の紹介 発表・調査研究 情報・ニュース 宮崎県感染症情報センター 見学と研修のお申し込み リンク集 お問い合わせ

宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2014年5号

インフルエンザが増えています。(1月27日〜2月2日)

引き続きインフルエンザの報告が増え、前週の約1.5倍になりました。咳やくしゃみなどの症状がある時や、医療機関を受診する際は周囲への感染を防ぐためにマスクを着用しましょう。インフルエンザは発症前と発症してから3〜7日間はウイルスを排出するといわれているので、ウイルスを排出している間は、外出を控えましょう。

インフルエンザを含めた感染症予防のために、外出後、トイレの後、食事の前には石けんと流水でていねいに手を洗いましょう。

今週もはしか(麻しん)の報告がありました。主に空気感染し、感染力がとても強く、また特別な治療法がなく、さらに肺炎、脳炎といった重い合併症を発症することもあります。はしかに対する免疫がなかったり、不十分だと発症します。唯一の予防方法は予防接種で、現在は定期予防接種として、1歳の時と小学校入学前の1年間の2回、接種します。確実に免疫をつけるために、予防接種は2回受けましょう。

全国的にも麻しんの報告数は増えており、約半数は成人の発症です。近年の麻しんは海外からの輸入例が中心ですので流行地に渡航するような場合は、2回の予防接種が済んでいない方は医師にご相談ください。


宮崎県衛生環境研究所
〒889-2155 宮崎市学園木花台西2丁目3-2 / 電話.0985-58-1410 FAX.0985-58-0930