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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2014年19号

みずぼうそう(水痘)に気をつけましょう。(5月5日〜5月11日)

県内のみずぼうそうの報告が5週連続で増えています。特に高鍋町、日南市周辺からの報告が多く、1歳から4歳の子どもさんが全体の約8割を占めています。

みずぼうそうの原因ウイルスは感染力が非常に強く、のどや鼻の粘膜から感染します。感染すると2週間程度潜伏した後、熱や発疹などの症状があらわれます。一般的にみずぼうそうそのものは症状が軽いといわれていますが、1歳未満の子どもさんや、みずぼうそうにかかったことのない大人、免疫力の弱った方などは肺炎や脳炎などの合併症により重症化することがあります。感染してしまったら、水ぶくれから完全にかさぶたになるまでは、人にうつさないよう外出は控えましょう。

みずぼうそうの予防にはワクチン接種が効果的で、任意接種で1歳から受けることができます。ワクチンを接種するとほとんどかからないか、かかっても症状は軽くなります。お近くの医療機関に相談してみましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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